あらゆる種類の構造物に対して、最新の技術を駆使して調査を行います。
RC造
- 調査項目一覧
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- コンクリート圧縮強度試験(JISA1107)
- ソフトコアリング法による圧縮強度試験
- リバウンドハンマー試験
- 後施工アンカー引抜試験
- ひっかき試験(開発中)
- 超音波による強度推定
- コンクリート中性化深さ測定
- コンクリート塩化物含有量測定
- ソフトコアリング法による中性化深さ測定
- ソフトコアリング法による塩化物含有量測定
- コンクリート配合推定
- アルカリ骨材反応試験
- 配筋調査(レーダー法)
- 鉄筋腐食度調査
- 鉄筋引張強度試験
- ひび割れ幅の測定
- 空洞・不具合部の調査
- ひび割れ深さの測定(TC-T0法)
- 圧縮強度試験及び静弾性係数試験
- コンクリート引張強度試験
主な試験・調査方法
コンクリート圧縮強度試験
既存のコンクリートより、コンクリート・コアを採取し、現状のコンクリート圧縮強度を調査します。
ソフトコアリング法による圧縮強度試験
約25㎜のコンクリート・コアを採取し、圧縮強度試験を実施します。コアのサイズが小径のため鉄筋密集部の調査及び補修が容易です。
「建築学会試験法小委員会報告書」の本文中に試験方法(案)として記述されています。
超音波による強度推定
超音波により、コンクリート内部の音速を測定し、コンクリートの強度を推定します。
コンクリート中性化深さ測定
コンクリート切断面あるいは、割裂面にフェノールフタレイン1%アルコール溶液を噴霧し、コンクリートの中性化深さを測定します。
配筋調査(レーダ法)
電磁波により、コンクリート内部の鉄筋を探査し、鉄筋の位置及びかぶり厚さを測定します。
鉄筋腐食度調査
被りコンクリートを斫り取り、鉄筋を露出させ、鉄筋径及び錆の状況を調べます。
後施工アンカー引抜試験
施工後に取り付けたアンカーの引抜き試験を行います。
S造
主な試験・調査方法
鋼材の材質確認
鋼材の電気抵抗を測定し、材質を識別します。
(SS材,SM材)
超音波探傷試験
超音波により溶込み溶接部の欠陥の有無を調べます。
鋼材の肉厚測定
超音波により、鋼材の肉厚を測定します。
実態調査
部材サイズ,接合方法を調べます。
その他
- 調査項目一覧
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- 目視調査
- 図面照合
- 図面作成
- X線調査(PCグラフト調査)
- 火害調査
- 振動調査
- 騒音調査
- 不同沈下測定
- 傾斜測定
- たわみ測定(床・梁・免震台)
- 地下埋設物調査
- 赤外線調査
- ファイバースコープ調査(空隙調査)
- ドローン空撮調査
- 載荷試験(床・梁・地盤)
- 仕上材(タイル・モルタル・塗膜)付着力診断
- 水分測定(コンクリート・木材)
- 温度・湿度測定,解析
- レンガ試験
目地剪断試験
目地引張強度試験
レンガ単体圧縮強度試験
レンガ単体吸水試験
ピン引張強度試験
- 渦流探傷試験
- 漏水調査
- 橋梁調査
- 下水道施設調査
- 煙突劣化調査
- 各種実験
主な試験・調査方法
ドローン空撮調査
ドローンの空撮映像(可視光写真・赤外線写真)より、建物や構造物を上空より調査します。また、定期報告制度における外壁調査(無人航空機による赤外線調査)も行います。
火害調査
火災により、構造体がどの程度の影響を受けているかを調べます。
振動調査
建物や地盤の振動を計測します。データを分析して固有振動等を調べます。
ファイバースコープ調査
目視確認できない箇所にファイバースコープを挿入し、内部の状況(空洞等)を確認します。
不同沈下測定
レベル計により建物の不同沈下の有無を調べます。
温度・湿度測定,解析
壁面温度、室内温湿度を測定し、結露を調べます。
レンガ試験
レンガ造のレンガ・コアを採取し、レンガ目地の剪断引張、レンガ単体の圧縮吸水試験等を行います。(写真は、目地引張強度試験)