『建物』と『人間』に優しさを
阪神・淡路大震災で建築物の倒壊や大被害、損害を体験し、地震時の人命や財産保護のために、建築物の耐震性評価と適切な対策を要望する気運が急速に高まりました。
更に、建築基準法を無視し、人間としてあるまじき建築物を世に送り出した建築関係者及び建築技術者が、世間に顔を曝すような驚愕する事件も目の当たりにしました。たとえ新築の建物であっても耐震性に信頼が持てない建物も存在する事が露見しました。
その為に、多くの社会的責任有る方々から我が社に新築既存を問わず、建物の耐震信頼性等について評価及び対策検討の依頼が急増しています。これは当社が長年培って来た社会的信頼と最新の優れた調査技術、質の高い診断(既存建物の耐震診断、老朽度の調査・診断、耐久性診断および歴史的建物の保存等を目的とした調査・診断)技術を高く評価して頂いている所以であります。
現在の社会的背景を考えますと、建物の早期診断の重要性の頻度は今後益々高くなるものと考えられます。その為、地震による建物倒壊等の被害、経年による建物の老朽化等から人々の生命・身体および財産を護るため、安全性の向上を図り、持続可能な環境に優しい建築物(サステナブル・ビルディング)を提供する当社の役割は益々大きなものとなっております。
創造、提案を重ね、皆様のお手伝いをさせて頂くとともに、
私たちの構造総研は
『建物』と『人間』に優しさを
と言うコンセプトで捉えた最適かつ最良の方法で更なる努力と研究を重ね、「建物調査・診断」事業に日々取り組んでいく所存です。
代表紹介
代表経歴
長谷川 薫
(はせがわかおる、Hasegawa Kaoru)
1975.3 | 京都産業大学 理学部物理科卒 |
1975~1976 | 東海大学工学部 原子力学科研究生 |
1984~1987 | 京都産業大学理学部物理学科研究員 |
1985.4 | 株式会社 構造総合技術研究所 設立 |
1995.8 | 株式会社 構造総研設立 |
論文等
- '87.3~4 「建築と社会」雑誌にコンクリートの品質管理として ”X線による非破壊検査の原理と画像処理の実際”を投稿
- '88.5 「コンクリート構造物の耐久性診断に関するシンポジウム」
((社)日本コンクリート工学協会主催)に”X線によるコンクリート構造物の非破壊検査”を投稿 - '92.9 「2nd International Conference on INSPECTION,APPRAISAL,REPAIRS & MAINTENANCE OF BUILDINGS & STRUCTURES」
(Jakarta, Indonesia,-Sponsor and Organizers HAKI,UKI,PREMIE ONFERENCE)に"Structural difficulties and repairs"を発表 - '93.10 「Seminar on Structural Safety Assessment and Repairs of Concrete Buildings」
(主催 大韓建築学会 場所 高麗大仁村記念館)
”鉄筋コンクリート建物の老朽度の推定・診断”を発表 - '07.12 「Review of Architecture and Building Science」
(大韓建築学会誌に「Seismic Renewal of Apartment Without Design Drawing」を発表) - '08.10 「非破壊試験法による低強度コンクリートの強度推定方法に関する研究」
(第8回日中建築技術交流会で発表)